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Ian Knot, plus one tweak. 「イアン結び」にひと工夫をプラス

Naoki Knot は、Ian Fieggen氏が考案した素晴らしい イアン結び (Ian Knot : イアンノット) を、もっと多くの人に知ってもらい、覚えてもらい、次の世代へ伝えていくための独立したプロジェクトです。

そしてIan Knotを自然な強化・発展形である ナオキ結びを紹介しています。

私が大切にしているのは、発案者のイアンさんと原典であるイアン結びへの敬意です。

すべての出発点はイアン結びです。


私たちのミッション

イアン結びは、一度覚えると、靴ひもを結ぶという毎日の小さな動作を驚くほど軽快にしてくれます。

一回の違いは、ほんの数秒かもしれません。

しかし、それを何年も、何十年も繰り返す生活技術だと考えれば、その小さな改善には大きな価値があります。

私たちは、Ian Knotが「単なるライフハックスキル」ではなく、子どもたちが人生の早い段階で自然に身につける、ごく普通の生活技術になればと考えています。

そのために、

  • Ian Knotを分かりやすく紹介すること
  • 初心者が混乱しにくい教え方を整えること
  • 歌によって手順を覚えられるようにすること
  • 教師や保護者が使える教材を提供すること
  • 原典の考案者へのクレジットを明確に残すこと

をこのプロジェクトの中心に置いています。


Ian Fieggen氏とIan Knot

Ian Knotは、Ian Fieggen氏によって1982年に考案されました。

通常の蝶結びでは左右の輪を順番に作りますが、Ian Knotでは両手を使って左右の輪をほぼ同時に形成します。

とてもシンプルな発想でありながら、靴ひもを結ぶ動作そのものを大きく効率化した、優れた技法です。

Ian Fieggen氏はその後も長年にわたり、靴ひもの結び方や通し方について膨大な情報を記録し、公開してきました。

もちろんNaoki Knot Projectは、Ian Knotの発明者ではありません。

私たちの役割は、その価値を正しく伝え、もっと学びやすく、もっと教えやすくすることです。

Ian Fieggen氏と、その長年の活動に深い敬意と感謝を表します。


Naoki Knotはなぜ生まれたのか

私は長年Ian Knotを日常的に使ってきました。

あるとき、革靴の丸紐をよりほどけにくく結びたいと思い、Ian’s Secure Knot や Berluti Knot などの強固な結び方を試しました。

どちらも優れたセキュア系の強化版蝶結びを完成させる方法です。「Ian’s Secure Knot」という名前から、私は当初 Ian Knotの基本動作をそのまま使い、少し手順を追加して強固にする方法 を想像していました。

しかし、実際には通常のIan Knotとはかなり異なる手順で結びます。最初にイアンノットで結び始めるのか、イアンセキュアノットで結ぶのかを決めてから結び始めないといけません。そしてイアンセキュアノットやベルルッティ結びは、強くてもすこし時間がかかります。

そこから一つの疑問が生まれました。

Ian Knotの速さとシンプルさを保ったまま、その流れの中で強固な結び方へ発展させることはできないだろうか?

通常のIan Knotと同じように結び始め、締める直前にひと工夫加えることで、より強固な蝶結びへ発展させる方法を見いだしました。

それが Naoki Knot です。

発案当初は、その成り立ちを表すため Ian Knot Plus と呼んでいました。現在は、より覚えやすく、既存のイアン結びと区別しやすくするため、 Naoki Knot を主名称としていますが、その起源がIan Knotにあることは変わりません。

Naoki Knot exists because the Ian Knot came first.


イアン結びと連続した手順

ナオキ結びの大きな特徴は、最初から別の結び方を始める必要がないことです。

まず、いつものイアン結びとして結びます。

もう少ししっかり結びたいときだけ、最後に追加操作を行います。

紐が短いとき、急いでいるとき、通常の蝶結びで十分なときは、そのままイアン結びとして完成できます。

つまり、

イアン結びが基本。ナオキ結びは必要なときの追加オプション。

という関係です。

これが、

“Ian Knot, plus one tweak.” (イアン結びに、ひと工夫をプラス)

というこのプロジェクトの考え方です。


なぜ「歌」なのか

イアン結びをもっと広く普及させるには、正しい手順を掲載するだけでは十分ではないと考えました。

特に子どもにとって、指の位置や左右の順番を言葉だけで覚えるのは簡単ではありません。

そこで、手の動きと順番を、覚えやすい言葉とリズムに結びつけた イアン結びの歌を作りました。

歌を覚えることが、そのまま結び方を覚える手がかりになる。

そして世界のさまざまな言語で同じ技術を学べる。

それがイアン結びの歌の目標です。

いつの日か、幼稚園や家庭で靴ひもの結び方を教えるときに、歌いながら覚えることが特別ではなくなればと思っています。


私たちの原則

Original first.

原典を第一に考えます。

Ian KnotはIan Fieggen氏の技法であることを明確に伝えます。

Keep it simple.

できるだけシンプルにします。

日常の技術だからこそ、説明も動作も覚えやすいことを大切にします。

Make it teachable.

教えやすさを重視します。

初心者や子どもが同じ手順を繰り返せるよう、指使いや方向をできるだけ一定化します。

Share useful knowledge.

役立つ知識を広く共有します。

Ian Knotとその教育方法が、国や言語を越えて広がることを目指します。

Give credit.

功績を正しく残します。

優れたアイデアが広がるとき、その出典や考案者の名前も一緒に伝わることを大切にします。


Timeline

1982
Ian Fieggen氏がIan Knotを考案。

2026
長年Ian Knotを使用してきたNaokiが、その自然な強化版を模索し、後にNaoki Knotとなる方法を考案。

2026
Ian Knotを子どもにも覚えやすくするIan Knot Song Projectを開始。

2026–
多言語の動画、歌、教育教材を通じてIan KnotとNaoki Knotの普及活動を開始。


最後に

このプロジェクトの主役は、日常を少し便利にしてくれる良いアイデアです。

Ian Knotをまだ知らない人には、まずIan Knotを知ってほしい。

Ian Knotを覚えた人には、それを家族や子ども、友人へ伝えてほしい。

そして、もう少ししっかり結びたいときには、その自然な延長としてNaoki Knotを試してほしい。

小さな生活の知恵でも、それが世界中で何世代にもわたって使われれば、その価値は決して小さくありません。

With deep respect and gratitude to Ian Fieggen, inventor of the Ian Knot.